Burning letter始めます

Burning needsを特定し、PMFを達成するプロセスをフレームワーク化していきます。
近澤 良 2023.05.03
誰でも

みなさん、こんちにちは。バーニング近澤こと、Autify CEOの近澤です。

Autifyは、AIを用いてノーコードソフトウェアのテストを自動化する製品で、現在Webアプリケーション、モバイルネイティブアプリ(iOS/Android)の両方に対応しています。2023年5月時点でこれまで合計$13Mを調達し、全世界に顧客が広がり、従業員はグローバルで80名規模となり、順調に成長中です。しかし会社を設立してから最初の2年間はピボットを8回、社名を2回変更するほどもがき苦しみ、会社を畳もうかと諦めかけた時に、顧客のBurning needsを見つけ、Autifyの事業にたどり着きました。

それまでの概要を2019年の終わりにこのブログ記事にまとめたところ、ありがたいことに大きな反響を頂き、Burning needsという言葉がそれから広まって来ました。まだ読んでいない方は、是非まずこちらをお読みください。

最初のブログ公開から3年以上が経ち、他のスタートアップにアドバイスさせて頂いたり、社内での新規プロダクトや機能開発の際に様々な検証を行っていく中で、最近Burning needsを特定する手法が確立されてきました。僕個人としては、この「Burning needsを見つけPMF(Product Market Fit)を達成する」という、奇跡やアートとも言える過程をフレームワーク化し、誰もが正しく行えば成し遂げられる再現性を作り出したいと考えています。

ChatGPTの登場により、誰でも簡単に驚くようなサービスが作れる時代になりました。だからこそ、「ChatGPTで何かしよう」というソリューションから入るのではなく、「顧客が欲しいものを作ろう」という原点に立ち返り、今こそ顧客のBurning needsの解決に全力を尽くすべきだと考えます。

このニュースレターでは、僕が考える「Burning needsを特定しPMFを達成する」フレームワークを徐々に発信していきます。僕自身がまだまだ道半ばなので、もちろんフレームワークも完成されたものではなく、書きながら徐々に仕上がっていきます。

またそれだけでなく、グローバル展開していく中での学びも共有していきたいと思います。日本から世界を獲る、という挑戦は前例が本当に少なく何をしていったら良いのか分からず、かなりもがき苦しんできました。弊社もまだまだ始まったばかりですので、成功事例としてお伝えするのはまだ早いですが、リアルタイムの知見を共有したいと思います。

生々しい学びの共有が多くなっていくと思うので、有料記事を増やしていく予定です。

新しい事業を立ち上げていく方々、PMFを目指す方々の参考になる情報を共有していきますので、是非ご登録ください!

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